ゲーム感覚のアトラクション映画。
「バイオハザードⅤ リトリビューション」(2011米)
ジャンルSF・ジャンルアクション
(あらすじ) ジル率いるアンブレラ社の特殊部隊に捕まったアリスは、実験施設で拷問を受けていた。すると、突然施設のセキュリティが解除され謎の女性工作員エイダが現れる。アリスは彼女の助けを借りながら施設から脱出しようとするのだが‥。
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(レビュー) 同名ゲームを映画独自の筋立てて描くSFアクション・シリーズ第5弾。
物語は前作
「バイオハザードⅣ アフターライフ」(2010米)の終わりから続いている。そのまま違和感なくすんなり入り込めたが、ストーリー自体は今回もさほど進展しない。おそらく監督・脚本のポール・W・S・アンダーソンも、そのあたりのことは予め割り切って作っているのだろう。アクション主体で突っ走ったジェットコースター・ムービーとなっている。下世話な例えで申し訳ないが、AVのドラマパートを無くしていきなり本番に突入‥みたいな作りになっている。
アクションシーンは3D映画であることを意識してか、"スローモーション″で"華麗な動き″を見せるものが多い。3Dのアクションは通常よりも映像の情報量が多く、ごちゃごちゃされると目が疲れてしまうものである。しかし、今作は大変見やすいアクションになっている。その一方で、中盤のカーアクション・シーンなどはスピード感で押しまくっている。このあたりのアクションのメリハリの効かせ方は中々上手くて、最後まで飽きなく見れた。
3Dの映像演出は前回同様、飛び出し系が多い。この演出が正に本作をアトラクション映画にしている一番の特徴だと思うのだが、今回は効果のほどはよく分からなかった。前作はIMAXでの鑑賞だったので効果覿面だったが、今回はmasterimege方式での鑑賞だったのでそこまでの体感は得られなかった。
そして、個人的には第1作の面々がどういう形で復活しているのか?そこを楽しみにしていたのだが、なるほどそうきたか‥という感じである。しかし、これをやってしまうと何でもありになってしまい今後が不安になるのだが‥。
そんな復活組の中ではM・ロドリゲス姐さんの活躍が目立っていた。監督たっての再起用だったらしく、それに見事に応えていると思う。
他に、ゲーム版ではお馴染みのキャラが何人か初登場している。いよいよ出揃った感がありこのままクライマクスへ突入‥となるのだろうか?何となくまとめようとしているみたいなので、次作あたりで完結かもしれない。ここまで付き合ったのだから最後まで見届けようと思う。
今晩はありのさんへ、早速ですが僕は「IMAX3D日本語吹き替え版(ユナイテッドシネマとしまえん@シアター8)」で見てきました。この作品が上映される前に「IMAXデジタルシアター」で上映中(プロメテウス)と今後上映される作品(007/スカイフォール(12/1公開)、ホビット~思いがけない冒険(12/14公開IMAX3D作品。)の予告が上映されていました。話を「バイオ5~」の方に移しますが、前作にも登場した中島美嘉さんが出演していて、ミラ・ジョヴォヴィッチさん演じるアリスと戦っていました。なぜか、日本国内の限定エンディングの歌として「明日世界が終るのなら(歌中島美嘉さん。)」が採用されていました。確か、「アメイジングスパイダーマン(曲名0GAME(ラブゲーム)歌・演奏SPYAIR)」も同じような事をしていました。それから、今作から原作ゲームの人気キャラの一人であるエイダ・ウォンさんが登場したのですが、それを演じたリー・ビンビンさんが日本・東京で行われた「ジャパンプレミア試写会イベント」にある事情でこられなかったのがとても残念です。でも、彼女の演技はとても素晴らしかったです。最後に僕がよく利用してる109シネマズは、「IMAX3D方式」以外の標準デジタル3Dシステムとして「maserimage方式(韓国が開発したもの。)」や「Xpand方式」などがあるそうです。
こんばんは、にょろ~ん。さん。
タイアップ曲については以前から賛否ありますね。歌の内容に合っていれば良いという人もいますが、どうでしょうか‥。
一部キャストが来日できなかったことについては残念でなりません。仕方がないことかもしれませんが、待ち望んでいたファンもいたでしょうから‥。
ファンあっての役者です。
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