今回は親子揃ってジェノサイド!
「ダイ・ハード/ラスト・デイ」(2012米)
ジャンルアクション
(あらすじ) ニューヨーク市警の刑事ジョンは、疎遠になっていた息子ジャックがロシアで殺人罪で逮捕されたという知らせを受ける。ジャックはロシア政財界の重鎮・コマロフの裁判で、ある証言をすることを条件に法廷に出ることになった。その公判を見届けようとモスクワへ飛んだジョン。彼はそこで突然テロリストの攻撃に巻き込まれる。実はジャックにはある秘密があったのだ。
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(レビュー) ブルース・ウィリスが"世界一ツイてない男″こと、ジョン・マクレーン刑事を演じるアクション・シリーズ第5弾。
今回はロシアを舞台に、不仲の息子ジャックと大暴れするという話になっている。何故ロシア?と思ったが、そこはそれ。最後にはなるほどと思えるようなオチが待ち受けている。
今作の見所は畳み掛けるようなアクションの連続。これに尽きるだろう。前半のカーチェイス・シーンに始まり、中盤のヘリのアクション、クライマックスの銃撃戦等、アクションの見せ場は多い。予告で大概見てしまったので興奮も半減だが、クライマックスに関しては色々とアクションのアイディアが凝らされていて楽しめた。
反面、ドラマ性は薄い。今回は親子愛というテーマが正義と悪のサイド、両方に用意されているが、いかんせんそのペーソスを引き立たせるための作劇が疎かになっている。アクション重視な作りなのでやむ無しだろう。そもそも、今回は上映時間が90分強という短さなので、そこまで手が回るはずもない。予めアクションに特化した作りというスタンスで割り切って見るしかない。
それにしても、回を追うごとにこのシリーズはアクションを派手にしているが、ここまでくるとバカ映画然とした潔さも感じてしまう。「突っ込み入れてください!」という製作サイドの開き直りすら感じられる。例えば、あれだけ派手に車が吹っ飛んで傷一つないというマクレーンの不死身さ‥。その後も彼は"服だけ″はボロボロになりながらドカン!ドカン!と暴れまわる。ジャックも負傷するがそれもどこ吹く風。クライマックスではピンピンとしている。
そして、何と言っても今回最大の突っ込み所は、クライマックスの舞台で登場する"ある秘密兵器″だろう。敵が、さも当然のように持ち出すのだが、これには唖然とさせられた‥。
尚、これまでの作品のオマージュがあちこちに見られる。シリーズを見てきた人にはそこも楽しめるかもしれない。自分は幾つかニヤリとさせられた。
今晩は、ありのさんへ。僕は109シネマズ木場の2番シアターに設置されている、IMAXデジタルシアターで見たのですが、ニューヨーク・ニューヨークを歌う、ロシア人タクシー運転手は面白かったし、それにメインのアクションシーンも良かったし文句なしだと思います。ブルース・ウィリスさん演じるジョン・マクレーンのような肉体派刑事も好きですが、最近では水谷豊さん演じる杉下右京さん(相棒X-DAY/3月23日公開予定。)のような、頭脳派刑事も好きなのです。ありのさんが好きな刑事ドラマもしくは刑事もの映画の登場人物ではだれが好きですか?
こんばんは。にょろ~ん。さん。
刑事物で言えばこのダイ・ハードシリーズは好きです。3だけはまだ見たことがないのでいずれ見なければと思っています。
他に、ポパイ刑事が印象的な「フレンチ・コネクション」ですね。「1」は言うに及ばず「2」も中々の佳作です。
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