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怪獣大奮戦 ダイゴロウ対ゴリアス

人情味あふれるハートフルな怪獣映画。安心して楽しめる。
怪獣大奮戦 ダイゴロウ対ゴリアス [DVD]怪獣大奮戦 ダイゴロウ対ゴリアス [DVD]
(2005/09/30)
犬塚弘、三波伸介 他

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「怪獣大奮闘 ダイゴロウ対ゴリアス」(1972日)星3
ジャンル特撮・ジャンルアクション
(あらすじ)
 発明を生きがいとする発明おじさんは、離島で暮らす怪獣ダイゴロウの餌代を稼ぐために子供たちにせがまれてコンテストに出場する。ところが、発明品は失敗に終わり怪我をして入院。子供たちの期待を裏切ってしまった。彼はそこで人の良い大工職人・熊五郎に出会う。ダイゴロウの母親は人間たちの手によって殺された。その可哀そうな生い立ちを知った熊五郎も餌代稼ぎに協力することになった。一方、政府ではダイゴロウの餌代の予算に悩まされていた。ダイゴロウがこれ以上大きくならないように成長抑制剤の投与を決定する。長年連れ添った飼育係・斎藤は泣く泣くこれを受け入れた。その時、ダイゴロウの前に突如、巨大怪獣が現れる。
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(レビュー)
 円谷プロ10周年記念作品として製作された怪獣映画。子供たちの人気者、怪獣ダイゴロウの活躍をユーモアを交えて描いた作品である。

 本作の面白さはなんと言っても、市井の人々の人情味あふれる物語である。いわゆる怪獣映画におけるお約束、自衛隊や政府の高官、シリアスな科学者といったキャラクターは一切登場してこない。あくまで市井に根差したドラマが展開され、大変親しみやすいドラマとなってる。

 ダイゴロウの造形にしても、全体的に丸っこくて愛らしい。まるでぬいぐるみである。ちなみに、熊五郎を演じた三波伸介に大変似ていると思った。とぼけた味わいが◎

 ストーリーは中々どうして。いわゆる良心に訴えたファミリー・ムービーとしては十分の出来栄えである。殺伐さを排したオチも安心できる。ただ、クライマックスの盛り上がりが若干弱いのと、せっかくの子供たちの存在感が今一つ弱いのが気になった。児童向けに作られた作品であることは間違いないのだから、大人達の活躍と共に子供たちの活躍もどこかに入れて欲しかったように思う。

 逆に言うと、このほのぼのとした味わいは、ハードな怪獣ファンからは敬遠される可能性があるだろう。怪獣映画に何を求めるか?それによって評価が真っ二つに分かれる作品である。

 尚、発明おじさんの妄想シーンはかなりシュールに演出されておりこれも面白かった。何でもJ・タチの「ユロおじさん」を意識したとかで、確かにそう言われればそうかもしれない。

 キャストでは、犬塚弘、三波伸介といった喜劇陣が奮闘している。
 三波伸介演じる熊五郎には、何となくフーテンの寅さんがダブったが、そこは意識してのキャラ作りか‥?尚、熊五郎と妻、弟分・八のやり取りは今作で一番面白く見れる部分だった。まさかアレが酒ではなかったとはね~(笑)。
[ 2013/06/07 16:00 ] ジャンル特撮 | TB(0) | CM(0)

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