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ALWAYS 三丁目の夕日'64

5年後を舞台にした人気シリーズ第3弾。
ALWAYS 三丁目の夕日\\\'64 DVD通常版ALWAYS 三丁目の夕日\\\'64 DVD通常版
(2012/07/20)
吉岡秀隆、堤真一 他

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「ALWAYS 三丁目の夕日'64」(2011日)星3
ジャンル人間ドラマ
(あらすじ)
 昭和39年、東京オリンピックの開催で賑わいを見せる夕日町三丁目。小説家の茶川はヒロミと淳之介と貧しいながらも幸せな暮らしを送っていた。ヒロミのお腹には第一子が身籠っていた。一方、茶川は新人作家・緑沼アキラの登場で連載が打ち切りに追い込まれる。彼らの対面に住む鈴木オートでも事件が起きていた。六子が毎朝出会う青年医師・菊池に一目惚れしてしまったのだ。偶然、彼の自動車を修理したことから六子はデートに誘われる。
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(レビュー)
 西岸良平のコミックを映画化した「ALWAYS 三丁目」(2005日)シリーズの第3弾。今度は前作から5年後の昭和39年を舞台にしたストーリーが展開されている。スタッフ、キャストがそのまま引き継がれているので、これまでのシリーズを見てきた人ならすんなり入り込めるだろう。

 正直、前作「ALWAYS 続・三丁目の夕日」(2007日)は話が詰め込み過ぎて、最後の方はまとめるの四苦八苦していたように見えた。その点、今回は随分自然に見れる。話を変に膨らませなかったおかげだろう。この程度のボリュームなら一つのエピソードをじっくりと見せることが出来て丁度いいと思う。

 今回の話は大きく分けて2つある。茶川の小説家としての苦悩を描くドラマ、六子の結婚のドラマである。この二つが相関しない所に若干の物足りなさは覚えたが、少なくとも前作のような窮屈感は無かった。その分、面白く見ることが出来た。

 尚、個人的には六子のエピソードよりも、茶川のエピソードの方により感銘を受けた。緑沼アキラの正体が判明する辺りから”出来すぎ”な感じは受けたが、そのクライマックス。茶川と緑沼の激しやり取りは中々見応えがあった。本作は基本的に泣かせ映画である。ここで泣いてくださいと言わんばかりに大仰なBGMが結構かかるおで少々白けてしまうことがあるのだが、このシーンだけはBGMが一切かからない。そのおかげですんなりと二人の感情にすり寄ることが出来た。
 また、この場面はその前段で描かれた茶川と実父の過去のエピソードが上手く効いている。実は、茶川は小説家になりたいと言って実父に勘当された過去がある。それがこの場面に被さることで、より一層の感動が味わえるのだ。

 ただ、これは前作には感じなかったことなのだが、今回の茶川は総じて身に降りかかる事情を早くに呑み込む傾向にある。とにかく、至る場面で相手の言葉を何の疑いもなく素直に受け入れてしまうのだ。それだけバカ正直な男‥と言われれば確かにそうなのだが、これだけ物分かりが良いキャラになってしまうと感情のリアリティが損なわれてしまう。

 例えば、緑沼アキラの正体の告白や、父の愛情の告白ついては、実はこういういことでした‥と言われても、普通ならば素直に受けれ難いものがあるだろう。確かに少しは戸惑っていたが、描写が余りにも軽い。もっとじっくりと描写してくれるとリアリティが増したであろう。

 VFXについては今回も見応えが感じられた。前作のオープニングのような見世物的カタルシスは無いが、これまでのようにしっかりと作られている。ただ、出来れば東京オリンピックの様子もどこかで見せて欲しかった。

 尚、劇中ではサッカーが不人気だった‥と言われている。今では想像も出来ないことであるが、当時の日本人には余り馴染のないスポーツだったのだろう。

 また、時代の風俗を表すという意味では、菊池が発する「オー・エル」、「バカンス」、「エンジニア」といったカタカナ言葉も面白かった。今では普通に使われている言葉だが、当時はまだそれほど世に浸透していなかったのだろう。言葉は時代の流れでどんどん変わっていくことががよく分かる。

 キャストでは、淳之介と一平の成長した姿に驚かされた。第1作ではまだ小学生だった彼らが随分と大人になっていた。こういう成長を見れるのもシリーズ物ならではの楽しみだと思う。
[ 2013/12/25 23:54 ] ジャンル人間ドラマ | TB(0) | CM(0)

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