映画ありのまま
初めましてorこんにちは。
わりと気ままに映画の感想を(妄想を交えて!)書き綴っています。ぜひ楽しんでってください〜(´ー`)ノ
(2008.4.15連絡事項)
少しずつですが記事が増えてきたので、50音字で検索出来るように プラグインを設置しました。
とはいっても、まだまだショボイですが‥。ぜひご利用ください。
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とはいっても、まだまだショボイですが‥。ぜひご利用ください。
コールドマウンテン
2008.05.21(03:53)
豪華キャスト、スタッフも一流どころを揃えた一級の娯楽作品。ただ、過剰にカタルシスを求めてしまうと肩透かしを食らうかも?
![]() | コールドマウンテン (2006/01/25) ジュード・ロウ 商品詳細を見る |
「コールドマウンテン」(2003米)

ジャンルロマンス・ジャンル戦争
(あらすじ)
南北戦争末期の1864年。ノースカロライナで大工をしていたインマンは出兵し瀕死の重傷を負う。その時、彼の脳裏に故郷に残してきた愛するエイダのことが思い浮かんだ。たった一度キスを交わしただけだったが、二人は固い絆で結ばれていたのだ。その頃、エイダは父の急死で苦境に立たされていた。孤独に苛まれる姿を見かねた隣人サリーは、流れ者の女ルビーを紹介する。ルビーのおかげでエイダは少しずつ元気を取り戻していくのだが‥。
(レビュー)
戦争によって引き裂かれたロマンスを壮大なロケーションで綴ったドラマ。
戦地へ赴く男とそれを待つ女の恋愛自体、特段珍しいものではないが、展開は軽快であり、硬軟織り交ぜた柔軟なフレーバーのおかげで最後まで飽きなく見ることが出来る。
負傷したインマンの帰郷の旅はアドベンチャー要素が強く、道中で出会う人々もユニークな人達ばかりで面白く見ることが出来る。
その中の一人、P・S・ホフマンは相変わらずの変態振りを披露。笑わせてくれる。
その一方で、最も鮮烈な印象を残したのはN・ポートマン演じる未亡人だった。ほんの少ししか出番がないのだが、彼女の冷徹な行動は戦争の何たるかを衝撃的に語っている。女の非情さ、母の強さといったものをまざまざと見せ付けてくれた。
これとの並行で描かれるのが、エイダの自立を描くドラマだ。物語はこの二つのカットバックで進行されており、それが展開の軽快さに繋がっている。
彼女はルビーとの交友で、世間知らずのお嬢様から脱皮していくこととなる。ここではエイダよりルビーの魅力の方が際立っているように思えた。彼女はエイダとは正反対で、極貧で父の愛を受けずに生きてきた”影”の女である。しかし、そんなバックストーリーを吹き飛ばすくらいの明朗な性格をしている。そこが魅力的だ。演じるL・ゼルウィガーのコメディエンヌ振りが一層キャラの魅力を引き立てているように思う。
さて、この作品の主となるテーマはもちろんロマンスなのだが、その背景にある戦争というところに目を向けると、もう一つ大切なメッセージが見えてくるように思う。
随所随所で登場する殺戮と争いは、戦争の惨さということについて考えさせられる。そして、映画は一つの結末を示すことで教訓めいたメッセージを提示している。つまり、”裁かれるべきは悪”ということだ。全体を通して宗教色がちらつくのが気になるが、映画はこのメッセージを大切にしているように思う。インマンの旅を見ればそれが分かる。彼の周縁人物は皆因果応報の裁きを受けている。それらが一体何を示しているかといえば、罪と罰の関係に他ならない。
何故、南北戦争を背景に据えたのか?今の世界の、アメリカという国のメタファーに他ならない。ロマンスはもちろん重要なテーマだが、作り手側のもう一つの狙いはここにあるのではないかと思う。


殿堂級
まあまあ
今一つ
ダメダメ











