映画ありのまま
初めましてorこんにちは。
わりと気ままに映画の感想を(妄想を交えて!)書き綴っています。ぜひ楽しんでってください〜(´ー`)ノ
(2008.4.15連絡事項)
少しずつですが記事が増えてきたので、50音字で検索出来るように プラグインを設置しました。
とはいっても、まだまだショボイですが‥。ぜひご利用ください。
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ビルマの竪琴(1956日)
2008.05.27(04:24)
![]() | ビルマの竪琴 (2002/11/22) 三國連太郎 商品詳細を見る |
「ビルマの竪琴」(1956日)

ジャンル人間ドラマ・ジャンル戦争
(あらすじ)
1945年のビルマ。水島上等兵は敗走する井上小隊にいた。手製の竪琴を弾きながら現地人の振りをして斥候の任務を務めている。小さな村に辿り付いた小隊はそこで初めて日本が負けたことを知る。水島を残し小隊はイギリス軍捕虜収容所へ送られた。一方、水島は未だ敗戦を信じず篭城を続ける同胞を説得するために北へと向かった。しかし、彼等は徹底抗戦の姿勢を崩さず全滅。水島も負傷してしまう。
(レビュー)
戦争の悲惨さを描いた名作で、85年にはリメイクもされている。監督は両方とも市川崑。リメイクするくらいだから監督はよほどこの作品に思い入れがあるのだろう。確かに本作のメッセージは崇高で普遍的なものを持っている。やや優等生的な物言いが鼻につくが、反戦を正面から説いた所に誠意を感じる。
戦時下という過酷な状況で、たかが音楽によって敵味方の関係を軽々と超越してしまう部分に少々戸惑いを覚えたが、それも最初だけ。水島が隊を離れて僧侶として生きる決心をする中盤あたりからは、ひたすら戦争の悲惨さ、無情さといったものが描かれ痛々しい限りだ。自ずと水島に対する感情の擦り寄りも出来る。
しかし、彼の思いは理解できても、実際に行動に移せるかと言えばこれは中々難しい。
祈ることで平和が訪れるわけではない。死んでいった者が生き返るわけでもない。それでも彼がビルマの地に残るのは、死者に対するせめてもの手向け、喪の仕事をするためだからだろう。本当は彼だって日本に帰りたかったはずである。
本作は、ある意味で究極のヒロイズム映画だろうと思う。そこがやや優等生的に思えてしまう部分なのだが、しかし決して過剰な美談にしようとしているわけではなく、ギリギリのところで作為的なものが抑制されており上手くまとめ上げられている。
ラストでは、この何ともしがたい水島のジレンマに涙してしまった。と、同時にこのジレンマは問題提起にもなっている。果たして自分は水島になれるだろうか?という問いだ。突き詰めていけば戦争は何故起こるのか?という根源的な問題にも遡れる。見事な作りである。
現地のロケーションが素晴らしく、要所要所で作品にリアリズムを与えている。
水島以外で印象に残るキャラとして、関西弁を起用に話す現地のおばちゃんがイイ味を出している。こういうキャラがいると暗い物語も少しだけ明るくなる。


傑作
まあまあ
今一つ
ダメダメ











