映画ありのまま
初めましてorこんにちは。
わりと気ままに映画の感想を(妄想を交えて!)書き綴っています。ぜひ楽しんでってください〜(´ー`)ノ
(2008.4.15連絡事項)
少しずつですが記事が増えてきたので、50音字で検索出来るように プラグインを設置しました。
とはいっても、まだまだショボイですが‥。ぜひご利用ください。
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とはいっても、まだまだショボイですが‥。ぜひご利用ください。
上意討ち-拝領妻始末-
2008.06.14(01:17)
久しぶりに硬派な時代劇を見たという感じ。終盤が今一だったが、それ以外は見事な作り。
![]() | 上意討ち-拝領妻始末- (2004/12/23) 三船敏郎 商品詳細を見る |
「上意討ち 拝領妻始末」(1967日)

ジャンルアクション・ジャンル人間ドラマ
(あらすじ)
会津藩士笹原伊三郎の元に、松平正容の側室お市を長男与五郎の妻に拝領せよという命令が下される。お市が出されるのは正容に無礼をはたらいたからだと言う。笹原家のため伊三郎はこれを受けた。ところが、噂とは裏腹にお市は気立ての良い嫁だった。よくよく聞けば、大奥での一件は実に気の毒な理由から起こったものであることが分かる。やがて与五郎との間に女児をもうけ、一家は幸せな暮らしを送った。そんなある日、またしても正容より藩命が下される。それは余りにも理不尽極まるものだった。
(レビュー)
非人道的な封建制秩序に抗った人々のドラマ。
いかにも時代劇らしい凛とした風格を持った作品である。登場人物が皆それぞれに正義を貫き殉じていく様は天晴れとしか言いようがなく、儚くも眩いばかりの美学が形成される。
ただ、クライマックスは伊三郎と帯刀の決闘シーンであって、その後の展開は”くどい”という印象を持った。ほぼ全編に渡って鬱屈した雰囲気が支配する作風だけに、この戦いは少々荒唐無稽すぎる。それまでのトーンをぶち壊しているように思った。伊三郎を演じるのは三船敏郎。本作は三船プロダクションの製作である。この終盤の展開には、何となく俳優としての欲心を穿ってしまうのだが‥。
物語はシンプルで取り立てて新鮮さはないが、武家社会の習し、家名を重んじる風潮といったものは良く出ている。
そんな中面白いと思ったのは、伊三郎が婿養子で妻に頭が上がらないという設定だ。当時は男権社会というイメージがあるのだが、これはそれを逆手にとった大変ユニークな設定だと思う。
監督は小林正樹。静と動のギャップを巧みに利用しながら、随所で息詰まるような緊張感を作っている。また、整然とした映像構図にはある種の視的快感も覚え、これらが合わさることで見事なまでの凛とした作風が出来上がっている。
また、武光徹の音楽はひたすら暗いのだが、作品の緊張感との相性で言えば程よくマッチしている。
難は、時々メイクと照明が過剰になる点。これはいただけなかった。
キャストでは帯刀を演じる仲代達也の演技が印象に残った。瞬きをしないロボットのような風貌を貫き通し、それが帯刀というキャラクターを見事に体現している。彼にとっての正義が何なのか?情より仕事‥ということが、はっきりと伝わってきた。


殿堂級
まあまあ
今一つ
ダメダメ











