シリーズ第2弾だが予備知識なしに観ると話がいまいち入ってこない。
「アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン」(2015米)
ジャンルアクション・ジャンルSF
(あらすじ) アイアンマンことトニー・スタークは、将来出現するかも知れない新たな脅威から地球を守るために、人工知能“ウルトロン”による平和維持システムを開発する。しかしウルトロンが平和を維持するために導き出した答えは、その障害となっている人類を排除するというものだった。仮の肉体を得て暴走を始めたウルトロンを阻止すべくアベンジャーズは再び立ち上がる。
ランキング参加中です。よろしければポチッとお願いします!


(レビュー) MARVELのヒーローが一堂に集うアベンジャーズ・シリーズ第2弾。
「アベンジャーズ」(2012米)の続編である。
前作は初見さんにも親切に作られていたが、今回は冒頭から戦闘シーンで一体何が起こっているのか自分にはさっぱり分からなかった。アベンジャーズが攻撃している敵は一体何者なのか?トニーが取り仕切るウルトロン計画はいつから始まったのか?等々。色々と考えているうちにどうでもよくなり、とにかく戦闘シーンが格好良ければそれでいい…というノリで観るしかなかった。
尚、これまでにMARVELの映画は10本製作されており、自分が観たのはそのうちの半分にも満たない。すべて見ていればおそらく理解できるのだろうが、さすがに全部見るほど暇ではない。
というわけで、ここは頭を切り替えて派手なVFXをしこたま詰め込んだアクションシーンを今回も楽しむことにした。
確かに映像はすさまじい出来栄えである。いたるところにVFX処理が施され完璧にアメコミの世界観が構築されていた。この映像だけでも十分の見ごたえが感じられる。
特に、クライマックスの戦いは夫々のキャラの活躍場面が用意されていてチームの一体感もあって面白く観れた。人命救助に奔走するというヒーロー本来の活躍ぶりも頼もしく感じられた。
一方で、メンバー内でちょっとしたロマンスが芽生えるのが今回は新鮮だった。今までないドラマで今後が気になる所ではある。
最後の最後に次作に繋がるショットが登場してくる。最強の敵と言われし”あのお方”の登場で果たしてどうなるのか?シリーズもいよいよ佳境である。