映画ありのまま
初めましてorこんにちは。
わりと気ままに映画の感想を(妄想を交えて!)書き綴っています。ぜひ楽しんでってください〜(´ー`)ノ
(2008.4.15連絡事項)
少しずつですが記事が増えてきたので、50音字で検索出来るように プラグインを設置しました。
とはいっても、まだまだショボイですが‥。ぜひご利用ください。
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Z
2008.06.24(03:21)
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Z」(1970仏アルジェリア)

ジャンルサスペンス・ジャンル社会派
(あらすじ)
地中海に面した軍事政権下の国。その日、反政府組織は指導者であるZ議員の演説を準備していたが、政府の圧力により尽く妨害される。仕方なく今にも暴動が起こりそうな中、Z氏の演説が強行された。これが悲劇を引き起こす。暴漢に襲われたZ氏は重症を負い、死者まで出てしまったのだ。2人組みの犯人は警備中の憲兵隊に拘束される。しかし、軍はこれを事故に見せかけて隠蔽しようとした。ただ一人、予審判事だけが事件の真相に乗り出す。
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(レビュー)
軍事政府の恐怖を描いたポリティカル・サスペンス作品。
名称を具体化してないが、この映画で描かれていることは1963年にギリシャで実際に起こった事件をモチーフにしているということだ。当然ギリシャでは物議を醸し上映が中止されたらしい。
具体的なキーワードをぼかしたのは製作サイドの節度であろうが、そうせざるを得ない状況にあったという想像もできる。映画を作る障害となればこれも止むなしであろう。タイトルに「Z」というアルファベットをつけたのは、正にこの理由からだ。しかし、この「Z」には重要な意味が隠されていることが、映画のラストで分かる。逆転の発想とも言うべきこのネーミングには正直衝撃が走った。この映画はこのラストに集約されていると言っても過言ではない。
監督は硬派な社会派的作品で知られるコスタ・ガヴラス。政治的な問題が絡んでくるので小難しく思えるかもしれないが、意外にも娯楽色が豊かで楽しめる。ただ、前半は設定の説明をする必要上どうしても政治色が全面に出てこざるを得ない。ドラマが動き出す暴動シーンまでが少々退屈してしまった。
予審判事の捜査が描かれる後半は、一転してサスペンスを基調とした作りに加速されていく。黒幕や事件の経過は初めから種明かしされているのでミステリとして楽しむことは出来ないが、予審判事とその協力者達が身の危険を冒して真実を追究していく姿は自由を求める普遍的な活動であり、サスペンスとして見た場合も十分その醍醐味は味わえる。軍はあからさまな手口を使って捜査を妨害するわけではない。淡々とした描き方が作品にリアルな怖さを生んでいる。


殿堂級
まあまあ
今一つ
ダメダメ











