映画ありのまま
初めましてorこんにちは。
わりと気ままに映画の感想を(妄想を交えて!)書き綴っています。ぜひ楽しんでってください〜(´ー`)ノ
(2008.4.15連絡事項)
少しずつですが記事が増えてきたので、50音字で検索出来るように プラグインを設置しました。
とはいっても、まだまだショボイですが‥。ぜひご利用ください。
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トニー滝谷
2008.02.11(21:51)
これは通好み映画だと思う。料理で言えばあっさり系。大変地味だが、地味さなりの美味さがある。
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「トニー滝谷」(2004日)

ジャンル人間ドラマ・ジャンルロマンス
(あらすじ)
トニー滝谷は生まれてすぐに母を亡くし、ジャズミュージシャンの父と二人で暮していた。幼い彼にとって母のいない生活は孤独だった。成人後、イラストレーターとして成功した彼は、クライアント先の英子と知り合い結婚する。英子は病的なほどの買い物依存症だったが、どんなに散在してもトニーの愛は少しも変わらなかった。ある日突然、その幸せが崩れてしまう。
(レビュー)
「トニー滝谷」とは人物の名前。実に風変わりなタイトルだが、演じるのがイッセー尾形というこれまた風変わりな性格俳優。今作はそんな風変わりな男の孤独を静謐なタッチで綴った中編作品だ。
淡々としたナレーションが人物の感情や状況設定を解説し、映像は”感情の行間”を埋め尽くしていく。この構成は興味深い。どことなくポエテイックな趣をもたらし、ロマンス映画としての美しさ、切なさが際立つ。
監督は市川準。元々CM畑出身の監督だけあって、彼が作り出す映像がいかにキャッチーさを追及したものかはこれまでの作品を見た人ならば分かるだろう。今作では更に洗練されているように思えた。
機微なる感情の揺れは、計算され尽くされた画面の中でイノセンスに表現されている。例えば、被写界深度を浅くすることで人物と背景に奥行きをもたらす映像構図は、トニーの微妙な孤独感を見事に表現している。と同時に、英子との恋愛が儚い物である事も暗に示唆している。
ほぼ無菌状態を思わせるスタイリッシュな邸宅風景は、人間味、現実感が薄く、二人が心の底で本当に繋がっているのか?そんな不安感をもたらす。このような映像による”感情の行間”表現を終始貫き通した所は天晴れとしか良いようが無い。
ただし、若干気になる点もある。それはナレーションについてである。基本的にナレーションは天の声を表現するものになっているが、時々登場人物達にナレーションを語らせてしまうのである。これについては少々違和感を覚えた。なぜ、こうした演出を採ったのか、その真意は理解できない。


殿堂級
まあまあ
今一つ
ダメダメ











