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サイン

噂に違わぬ怪作だった。目が点になった(苦笑)
サインサイン
(2006/01/25)
メル・ギブソンホアキン・フェニックス

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「サイン」(2002米)star.gif
ジャンルSF・ジャンルサスペンス
(あらすじ)
 元牧師のグラハムは幼い2人の子供、元大リーガーの弟メリルと田舎で静かな暮らしを送っていた。ある日、家の前のトウモロコシ畑に巨大なミステリーサークルが出現する。畑に奇妙な影を見たと言う子供達。グラハムとメリルが後を追うが、それは信じられない速さで姿を消してしまった。実は、同じような怪現象が各地で起こっていた。果たして誰が何のために、このミステリーサークルを作っているのか?恐るべき真実が解き明かされる‥。
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(レビュー)
 「シックス・センス」(1999米)で一躍脚光を浴びたM・ナイト・シャマラン監督。下手に傑作を撮ってしまうと、その後はどうしても「更に面白いものを‥」という期待の目で見られてしまう。不幸なことだが、その期待がプレッシャーとなってしまうのは仕方のないことかもしれない。

 そんな中で作られた本作は、公開当時は酷評の嵐だったように記憶する。一体どれだけ酷いのか?一見の価値あり、ということで鑑賞してみたが‥。

 スケール感の大きいこの設定を一家族の目線で追いかけるにはかなり無理なような気がした。SFなら尚のこと背景に一定のリアリズムをもたらすべきなのだが、ここではTVやラジオといった伝聞情報のみで、一家の周囲の”生の反応”といったものが描かれていない。「シックス・センス」の二番煎じ?妄想落ち?などと穿った見方をしてしまいそうになった。

 クライマックスもほとんど冗談のような展開を見せる。宇宙人と神の存在を掛け合わせた所の突拍子のなさ。加えて、グラハム役のメル・ギブソンがシリアスに演じているから、今度は逆に可笑しくなってくる。「パッション」(2004米伊)で製作・監督・主演を務めたことでも知られるように、彼は伝統主義的なカトリック信者である。そんな彼が宇宙人と対峙することで信仰心を再発見していくのだから、本当にどこまで本気で作っているのか分からない。

 いっそバカ映画にしてしまえば、それはそれで楽しめただろうが、家族愛という極めてヒューマニズムなモノを立派に掲げてしまっているためそれすらも出来ない。結果、どうにも煮えいらない印象のまま映画は幕を閉じてしまった。

 それにしても、天下のハリウッドを相手に、幽霊、アメコミ、宇宙人と、エゴ丸出しな作品を撮り続けているのだから、ある意味でシャマランはたいした監督である。
[ 2008/09/14 13:34 ] ジャンルサスペンス | TB(0) | CM(0)

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