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テリファー

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「テリファー」(2016米)星3
ジャンルホラー
(あらすじ)
 ハロウィンの夜、パーティ帰りのタラとドーンはダイナーでピエロのメイクをした不気味な男と出会う。タラたちはすぐに店を出るが、停めておいた車がパンクしていた。タラは姉に電話して迎えに来てもらうことにするが、その最中にドーンは姿を消してしまい…。
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(レビュー)
 ピエロのメイクをした殺人鬼の恐怖を描いたホラー映画。

 物語や設定に特段の目新しさはないものの、スラッシャー映画然とした作りは潔い。最近この手の映画は設定に捻りを加えたり、殺人鬼のキャラクターにプラスアルファを加えながら新機軸を打ち出そうする傾向にあるが、本作はクラシカルに徹しており中々に骨太だ。

 物語はあってないようなもので、タラとドーンを始め、様々な人物がピエロの仮装をした連続殺人鬼に血祭りにあげられていく…というものである。ひたすら残酷シーンを見せるだけの1本道な展開になっているが、キレのいい演出とソリッドなビジュアルのおかげで最後まで飽きさせない。

 特に印象に残ったのは序盤。ダイナーでタラたちがピエロ男に出会うシーンである。ピエロ男の表情がコロコロ変わる所に不気味なユーモアを覚えた。

 残酷描写も中々力が入っていて、特にドーンの顛末には目を覆うばかりの凄惨さである。以降も、次々と残酷なシーンが続くのだが、手を変え品を変え様々な方法で表現されている。

 照明を駆使した映像も作品全体に禍々しさをもたらしていて上手い。見るからに低予算という感じがするが、プロダクションデザインを含め画面作りに対するこだわりが端々に感じられた。

 ただ、厳しい目で見てしまうと、確かに突っ込み所には事欠かない作品である。
 第一にピエロ男は「ハロウィン」シリーズのブギーマンのような屈強な大男というわけではない。時々反撃を受けて追い詰められたりする。そのたびに、あと一撃とどめを刺せば倒せるのに…と思うことが何度かあった。この手の映画ではこういうパターンは結構あるのだが、それにしたって今回はそう言いたくなる場面が多すぎる。ピエロ男の不死身さを強調したかったのかもしれないが、それが続くと徐々に緊張感も失われてしまう。

 尚、本作は全米でスマッシュヒットを飛ばし続編が製作された。機会があればそちらも観てみたい。
[ 2024/03/16 00:14 ] ジャンルホラー | TB(0) | CM(0)

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