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トンマッコルへようこそ

トンマッコルへようこそトンマッコルへようこそ
(2007/03/02)
シン・ハギュンチョン・ジェヨン

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「トンマッコルへようこそ」(2005韓国)星3
ジャンル戦争・ジャンル人間ドラマ
(あらすじ)
 朝鮮戦争の最中、山奥で自給自足の暮らしを送る村トンマッコルがあった。ある日、近くに米軍機が墜落する。村人達にとって戦争は別世界のことである。負傷したパイロットを助けて手厚く看護した。そこに今度は韓国軍の兵士2名と朝鮮人民軍の兵士3名が迷い込む。両軍は一触即発の状態に陥るが、村人達の温もりに触れることで次第にわだかまりを解いていく。
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(レビュー)
 国や民族の違いを超えて固い友情で結ばれていく兵士達の姿を、牧歌的な村トンマッコルを舞台に描いたファンタジックな作品。

 舞台が余りにも現実離れしているため、最初から割り切って見なければ感情移入は難しかろう。悲劇的な歴史に「トンマッコル」というファンタジーをポンと入れてみた‥という作りになっており、あらかじめファンタジーとして見るしかない。

 いわゆる太陽政策的なメッセージを織り込んだ作品は、韓国映画に珍しくない。たびたび目にするが、今作が他の作品と違うのは正にファンタジーとして切り取った所にある。そういう意味では興味深く見れた。
 ただし、このトーンが終始一貫されていたのなら良かったのだが、終盤にかけてこの映画は必要以上に戦争の”現実”を過度に突きつけてくる。せっかく作り上げたファンタジーがぶち壊されてしまい、これには見ている方も違和感を覚えた。

 終盤直前のトンマッコル襲撃シーンだけでも、この映画のメッセージは十分に伝わってくると思う。平和の象徴として存在する知的障害の少女は本作のキーマンとして大変魅力的であり、彼女の顛末を描くこのシーンはクライマックスとして申し分ない。しかし、その後の兵士達の末路は必要だろうか。どうにも蛇足に感じてしまう。しかも、やたらと熱く描かれているので、プロパガンダ的な臭いさえ嗅ぎ取ってしまうのだ。

 一方で、随所に登場するユーモアは魅力的だと思う。
 例えば韓国軍と朝鮮人民軍が初めて対峙するシーン。間に挟まった村人達のリアクションがオフビートな笑いを誘う。彼等は戦争を知らないため武器についての知識もない。だから、目の前で銃を構える兵士達が睨み合っていても飄々とした顔で世間話をする。それを見て兵士達は呆気に取られてしまう所が実に可笑しい。その後の、”ポップコーンの舞い”にも笑った。
 ただ、中には狙い過ぎて失敗してるギャグもあり、それがイノシシ捕獲の場面である。スローモーション演出は”おふざけ”が過ぎる。韓国映画特有のクドさ。それを感じてしまう。
[ 2008/09/22 15:36 ] ジャンル人間ドラマ | TB(0) | CM(0)

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