映画ありのまま

初めましてorこんにちは。
わりと気ままに映画の感想を(妄想を交えて!)書き綴っています。ぜひ楽しんでってください〜(´ー`)ノ 
(2008.4.15連絡事項)
少しずつですが記事が増えてきたので、50音字で検索出来るように プラグインを設置しました。
とはいっても、まだまだショボイですが‥。ぜひご利用ください。

ナッツ

2008.02.20(03:52)
B・ストライサンドは大した女優だと思う。
女優業のみならず、監督業、歌手業、政治運動、様々な舞台で活動しているからだ。
しかし、これほど好き嫌いがはっきりと分かれる女優も珍しい。
逆に周囲が彼女をアイコン化し過ぎている向きも無きにしも非ず‥なのだが。
ナッツナッツ
(1988/12/07)
バーブラ・ストライサンド

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「ナッツ」(1987米)星3
ジャンルサスペンス
(あらすじ)
 客を殺害した容疑で高級コールガール、クローディアが起訴された。予審で弁護士が精神障害(ナッツ)を主張するが、彼女は自分は正常だと主張する。その場で弁護士を殴り、改めて官選弁護人レビンスキーが後任に就いた。レビンスキーは彼女との会話から正常であることを確信した。予審が再開された。クローディアの両親、精神鑑定医の証言等から、驚くべき事実が明らかになってくる。

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(レビュー)
 クローディアがなぜ娼婦になったのか?なぜ客を殺したのか?それらは法廷で次第に明らかになっていく。と同時に、一個人が精神障害者として社会から葬り去られることの怖さも描かれる。

 裁く上での責任能力あるやなしや?という司法上の問題は、しばしば法廷ドラマで取り上げられるテーマだ。この映画も一見するとそれと同様に思えるのだが少し違う。人権を否定する権力に対して必死の抵抗を試みる勇気、それ自体がテーマになっているのだ。つまり、司法上の制度的な問題を描くのではなく、より根本的なヒューマニズムな問題を取り上げている。

 B・ストライサンドが製作も兼ね、クローディア役を演じている。彼女はこの頃すでにフェミニズムのアイコンとなっていたから、本作にかける思いも人一倍だったのではないかと想像する。しかし、それが空回りして演技が過剰という気がしなくもない。おそらく彼女が余り好きではない人がこの映画を見た場合、しつこく感じられるのではないだろうか?対する、弁護士レビンスキー役を演じるR・ドレイファスは中々懐が深い演技を見せている。言わば、正義の味方の役回りなのだが、説教臭さを余り感じさせない。

 原作は舞台劇とのこと。法廷シーンを含めほとんどがダイアローグ劇となっている。中々白熱したやり取りが繰り広げられ見応えがある。芸達者なベテラン俳優が脇を固めているのも功を奏している。
 特に、クローディアとレビンスキーが施設で対面する序盤のシーンは見ごたえがあった。のっけから喧嘩腰のストライサンドに、誠意とユーモアを持って接するドレイファス。二人の絆がかすかに、しかし確実に形成されていく様子が面白く、スリリングに描かれている。

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