FC2ブログ










ロード・オブ・ドッグタウン

ロード・オブ・ドッグタウン [DVD]ロード・オブ・ドッグタウン [DVD]
(2008/11/26)
ジョン・ロビンソンヴィクター・ラサック

商品詳細を見る

「ロード・オブ・ドッグタウン」(2005米)星3
ジャンル青春ドラマ・ジャンルスポーツ
(あらすじ)
 1975年、カリフォルニアのベニスビーチ。ジェイ、トニー、ステイシーはサーフィンとスケボー好きの不良少年達。サーファーショップを経営するスキップは、彼等を集って”Z-BOYS”というスケボー・チームを結成する。早速、大会に出場するが審判相手に暴力をはたらき失格してしまう。それにもめげずに3人はスケボーの魅力に取り付かれていった。彼等が住むスラム街の近隣にはプールつきの高級住宅がたくさんあった。彼等は毎日方々の家に忍び込んでは、水の入っていない空のプールでアクロバティックな滑りを楽しむ。その姿がマスコミ取り上げられてZ-BOYSは有名になっていく。
DMM.comでレンタルする
映画生活
goo映画

ランキング参加中です。よろしければポチッとお願いします!

FC2ブログランキング
にほんブログ村 映画ブログへ人気ブログランキングへ


(レビュー)
 スケボーに青春をかけた若者達の姿をスタイリッシュな映像で綴った作品。実話の映画化。

 栄光を手にしたZ-BOYSだが、ジェイ、トニー、ステイシーは人生を隔てていくようになる。中でも、ジェイの葛藤はドラマチックで印象に残った。

 プロとして時代の寵児に祭り上げられていくトニーとステイシー。それを脇目にジェイは地元に残って自分の好きな滑りを続ける。プロとアマに隔てられたことによる彼の葛藤は、他の二人には無いドラマチックさがある。
 元々、彼にはヤク中の義父とその暴力に耐えながら工場で働く母がいる。プロになって母に楽な暮らしをさせたいという思いはあるが、彼はプロにならなかった。このスラム街、ドッグタウンで生まれ育った者としての意地である。今まで自分達を散々蔑んできた者達、つまりスポンサーとなる大企業の重役やマスコミ、金儲けしか頭に無い資本家達に媚びへつらきたくないという気持ちが、彼をドッグタウンに留まらせたのだ。

 若さとは時に無謀であり、時に素晴らしいものである。ジェイの選択には、将来の安定志向という打算もなければ、周囲を気にして自分の信念を押し殺すという妥協もない。青臭いけれど、正にこれこそ「青春」だろう。

 ジェイに比べると、トニーとステイシーはバックストーリーを含めキャラクターの魅力に乏しいのが残念だった。この映画は友情がテーマになっている。そういう意味からしても、彼等にもジェイと同様の迷いや苦悩を持たせて欲しかった気がする。そうすれば、友情の破綻と修復というドラマは、より強く響いてくるものになっていたかもしれない。

 主役の3人以外では、兄貴分スキップの存在感が光っていた。いわゆる永遠の不良中年なのだが、故ヒース・レジャーがいかにもルーザー風な出で立ちで好演している。特に、ガレージで嘆く姿は良かった。見るからに情けないのだが、そこに哀愁が沸き立つ。
[ 2008/12/27 00:24 ] ジャンル青春ドラマ | TB(0) | CM(0)

コメントの投稿













管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

この記事のトラックバックURL
http://arino2.blog31.fc2.com/tb.php/327-a417c7d5