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民族の祭典

歴史記録的な意味で価値ある作品。
民族の祭典 (トールケース) [DVD]民族の祭典 (トールケース) [DVD]
(2003/06/20)
不明

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「民族の祭典」(1938独)星3
ジャンルドキュメンタリー・ジャンルスポーツ・ジャンル古典
(あらすじ)
 1936年開催のベルリンオリンピックを映したドキュメンタリー映画。「美の祭典」と併せてオリンピア2部作を構成する。前編である本作は主に陸上競技メインで構成されている。
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(レビュー)
 各国の代表選手がしのぎを削り激しいデットヒートを繰り広げるトラック競技を、漏れなくドキュメントした歴史的に価値のある1本。

 冒頭の聖火リレーのシーンが美しくて印象に残った。また、ドイツ選手がメダルを取った時に見せる観覧席のヒトラーの満足げな笑みは、かの独裁者もこういう顔を見せるのか‥と何だか不思議な感じがした。

 ただ、本作はナチスのプロパガンダ映画としての側面を持っていたことでも知られている。このあたりの事情を考えると複雑な気分にさせられた。華々しい舞台とは裏腹に、数年後に世界は戦争に突入していった。平和の祭典とはいえ、当時の人々はどんな思いでこのオリンピックをを見ていたのだろうか?
 本来、スポーツと戦争は分けて考えるべきである。しかし、昨今の利権絡みのオリンピックを見てもそうだが、大きくなりすぎた大会に純粋さを求めるのはもはや無理なことなのかもしれない。

 尚、三段跳びとマラソンでは日本選手の活躍がかなりフィーチャーされている。同盟国としての配慮だろう。とはいっても、活躍する中には植民領土の朝鮮人の姿がある。ここにも戦争の背景がまざまざと見られる。


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