FC2ブログ










ビヨンドtheシー ~夢見るように歌えば~

K・スペイシーが歌とダンスを披露。
ビヨンドtheシー ~ 夢見るように歌えば ~ [DVD]ビヨンドtheシー ~ 夢見るように歌えば ~ [DVD]
(2005/10/07)
ケヴィン・スペイシーケイト・ボスワース

商品詳細を見る

「ビヨンド the シー ~夢見るように歌えば~」(2004米独英)星3
ジャンル音楽・ジャンル人間ドラマ
(あらすじ)
 1950年代、ブロンクスの貧しい家に生まれたボビーは、母親の影響で音楽の道に進む。時代はロック花盛り。場末のクラブから一躍人気歌手に登りつめた彼は、映画に出演し共演相手のサンディと結ばれ幸せな結婚生活を送る。その頃からボビーは自分の歌のルーツであるナイトクラブを活動の拠点としていく。しかし、忙しくツアーをこなす一方で夫婦関係に深い溝が出来てしまい‥。
DMM.comでレンタルする
goo映画
映画生活

ランキング参加中です。よろしければポチッとお願いします!

FC2ブログランキング
にほんブログ村 映画ブログへ人気ブログランキングへ


(レビュー)
 50年~60年代にかけて活躍したエンターテイナー、ボビー・ダーリンの半生を描いた音楽映画。

 K・スペイシーが製作・監督・脚本・主演を兼ね、何と吹き替え無しで歌まで披露している。元来芸達者な俳優であるが、歌やダンスまで器用にこなしてしまうとは、大したものである。

 物語は、中年のボビーが自分の半生を顧みるという”入れ子構造”になっている。
 伝記映画を撮ることになり、自分の幼少時代を演じる子役に過去の自分をダブらせながら、回想ドラマが軽快に綴られていく。随所にミュージカルシーンを織り交ぜながらエンタテインメントに徹した作りが飽きさせない。

 名声と愛するパートナーを得て順風満帆な人生を歩むボビーだが、60年代に入ると音楽の世界も様変わりしていく。彼の歌は通用しなくなり、輝かしいステージは過去の栄光となっていく。更に、追い打ちをかけるように”ある事実”が彼を苦しめることになるのだが、この辺りの展開が実にドラマチックで興味深く見る事が出来た。

 しかし、ラストに関しては正直しらけてしまった。
 エンターテイナーとは栄枯盛衰を運命付けらた存在だと思う。歌声はレコードとして残るが、時代の変遷と共に人々の記憶からは消え行く運命にある。そのことを示すような哀愁を帯びたクライマックスには深い感銘を受けた。
 ところが‥である。ラストは唐突に「再び栄光を」と言わんばかりの華々しいステージ・シーンに切り替わるのだ。これまでを台無しにするようなエンディングで個人的にはしらけてしまった。

 監督から主演まで一人四役をこなすくらいだから、本作にかけるK・スペイシーの思いは相当なものだろう。おそらく、伝説のボビーは死なず!といったような強い思いがそうさせたのだと思う。しかし、余韻に浸らせたまま終わらせて欲しかった‥というのが個人的な感想だ。

 違和感といえば、新婚初夜のベッドシーンの演出にも違和感を持った。あの剣に一体どんな意味があったのか?ちょっと想像の範疇を超えるものであった。
[ 2009/04/21 00:33 ] ジャンル人間ドラマ | TB(0) | CM(0)

コメントの投稿













管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

この記事のトラックバックURL
http://arino2.blog31.fc2.com/tb.php/391-71500197