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スター・トレック(2009米)

リ・イマジネーションとしては頑張っている方。
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「スター・トレック」(2009米)星3
ジャンルSF・ジャンルアクション
(あらすじ)
 惑星連邦軍の戦艦USSケルヴィンが正体不明の敵から攻撃を受ける。艦長はその身を犠牲にしてクルーと身重の妻を救った。その時に生まれたのがジェームズ・T・カークである。数年後、アイオワで荒んだ青春を送っていたカークの前に、亡き父のことを知る連邦軍士官パイクが現れる。彼の言葉に動かされてカークは連邦軍に入隊。ところが、士官昇任試験に中々受からず次第に腐っていった。そんなある日、彼の前にライバルが登場する。論理的思考を信条とするバルカン人スポックだった。対立を深める二人‥そこに緊急指令が発令される。バイク艦長の元、カーク達若き士官候補生がUSSエンタープライズに乗り込み宇宙へと飛び立つ。
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(レビュー)
 人気TVシリーズ「スター・トレック」の前日談を描いたSFアドベンチャー作品。

 カークやスポックといったお馴染みのキャラクター達の若き日を描くドラマとあって、楽しみと不安が半々だったが、言い意味で予想を裏切る作りになっていた。
 スタートレックらしい”ほのぼのさ”は無く、今回は完全にアクション主体の作りになっている。現代風にリ・イマジネーションした‥という作り手側の意識を評価したい。

 冒頭から派手な戦闘シーン。そのままのテンションで地球に舞台を移したカーチェイス‥畳み掛けるようなアクションの連続で導入部を描く。エンタープライズが発ってからは、更にアクション度は増していく。特に、任務を負ったカーク達が宇宙船から飛び降りて猛スピードで地上に落下するシーンには興奮させられた。監督はJ・J・エイブラムス。この辺りのアイディア・センスには感心させられる。前作「クロバーフィールド/HAKAISHA」(2008米)でもそうだったが、遊園地のアトラクションに参加しているような、そんな興奮を味わえた。

 キャスティング面も概ね満足できた。オリジナルのキャラクターがイメージとして残っているので、ここを失敗するととんでもないことになってしまう。今回はメイン所を若手俳優で抑えているが、夫々に外見上に”それっぽさ”を含ませており見た目としての違和感は余り無い。

 また、スタートレック・ファンなら分かると思うが、このシリーズにはある種”お約束”とも言うべきシーンがあるわけだが、その辺りをきちんと踏襲しているのも、オリジナルファンのことをよく考えて作っているな‥という印象を持った。

 ただ、ストーリーに関しては色々と綻びがあり、出来としては今ひとつと感じた。
 カークの幼年期については、母親との絡みを含めかなり省略して展開される。青年期に重点を置いた作劇はある意味で潔いのかもしれないが、カークが父を超える‥というアウトラインを持つ本ドラマにあっては、その根幹を描かなかったのは致命的である。アクションの見せ場としての興奮はあるが、物語としての盛り上がりには欠ける。
[ 2009/05/23 01:04 ] ジャンルアクション | TB(0) | CM(0)

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