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チャーリーズ・エンジェル

F・フォーセットが癌で亡くなりました。闘病生活を写したドキュメンタリー番組が全米で放送され話題になったばかりなのに‥。改めて振り返ってみると、やはり子供の頃に見た「チャーリーズ・エンジェル」の印象が一番強い。あとは「キャノンボール」とか「スペース・サタン」とかも‥。ご冥福をお祈りいたします。
チャーリーズ・エンジェル コレクターズ・エディション [DVD]チャーリーズ・エンジェル コレクターズ・エディション [DVD]
(2007/05/30)
ドリュー・バリモアキャメロン・ディアス

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「チャーリーズ・エンジェル」(2000米)star4.gif
ジャンルアクション・ジャンルコメディ
(あらすじ)
 チャーリー探偵事務所で働く3人の美女ナタリー、アレックス、ディラン。彼女等の次の仕事は、誘拐されたIT企業の社長ノックスを救出するというものだった。3人はライバル会社のボス、コーウィンを犯人だと睨む。早速変装してコーウィンに近づく。そこに誘拐の実行犯が現れた。カンフーの使い手で強敵だったが、無事ノックスを保護した。しかし、事件はこれだけで終わらなかった。
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(レビュー)
 70年代に一世を風靡した人気テレビシリーズ「チャーリーズ・エンジェル」を現代に蘇らせた痛快アクション作品。

 C・ディアス、D・バリモア、L・リューが華麗にエンジェル達を演じている。敢えてオリジナルを意識せず新たな「チャリ・エン」を作ろうという意図が感じられる。これはこれで正解だと思う。古いファンには少しイメージと掛け離れる出来かもしれないが、単品としてみれば今時のスピーディーなハイテンション・アクション・ムービーとして十分楽しめる。ノリだけで突っ走った姿勢を買いたい。ストーリーに関しては‥‥この際置いておいた方が良いかと思う。

 3人の中ではやはりC・ディアスの可愛らしさが一番飛びぬけているわけだが、敢えて今回は製作を兼ねたD・バリモアに注目したい。彼女は3人の中で最も汚れ役的な役目を負っている。普通なら自分が主演の映画なのだから美しく見せようというのが女優としての本能だろう。しかし、彼女はそのエゴを抑えている。そこに好感が持てた。
 実は、彼女はああ見えてプロデューサー業を熱心に行っている。そして、主演を兼務した作品では、必ずと言っていいほど敢えて負け犬キャラを演じている。例えば、ロマコメ映画「25年目のキス」(1999米)。ここでの彼女の”もてなさ”ぶりといったら悲惨である。この自嘲的な造形は狙ってやっているのだろう。そこに観客はついつい感情移入し同情してしまう。そして、彼女のサクセスストーリーを応援してしまいたくなる。プロデューサーという立場からいくらでも自分を綺麗に目立たせる事が可能だと言うのに、敢えて彼女はそうしていない。映画を作る事を客観視出来る賢い女性だと思う。

 アクションはテンションが高く、且つ過剰にコミック的で終始楽しい。迫力があるというよりは、ワイヤーアクションにしろCGの使い方にしろ”やり過ぎる”くらいやっており痛快の一言。とはいえ、先日見た「トルク」(2004米)ほどの”ありえなさ”ではなく、寸分のところでゲームのような映画になるのを回避している。また、エンジェル達のコスプレもサービス満点である。

 監督は本作が初演出なるマック・G。コミック風なテイストはこの監督の資質だと思う。軽過ぎるきらいもあるが、ここまで徹底されると逆に潔いと思ってしまう。

 かつて、若きスピルバーグは「激突!」(1971米)で鮮烈なデビューを果たし、以後のハリウッドにコミックブック・スタイルの潮流を確立させた。同様に、昨今の若手監督の革新的な映像スタイルは本作のマック・G然り、「マトリックス」(1999米)のウォシャウスキー兄弟然り、「ザ・セル」(2000米)のターセム然り、スピルバーグの世代から確実に進化を遂げているように思う。少し大袈裟な言い方になるが、コミックブック・スタイルの第二世代。それを実感させるような映像が本作から伺えた。

 ところで、B・マーレイは役得過ぎる‥。少しは痛い目に合うシーンが必要だったのでは~?
[ 2009/06/27 00:55 ] ジャンルアクション | TB(0) | CM(0)

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