映画ありのまま
初めましてorこんにちは。
わりと気ままに映画の感想を(妄想を交えて!)書き綴っています。ぜひ楽しんでってください〜(´ー`)ノ
(2008.4.15連絡事項)
少しずつですが記事が増えてきたので、50音字で検索出来るように プラグインを設置しました。
とはいっても、まだまだショボイですが‥。ぜひご利用ください。
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とはいっても、まだまだショボイですが‥。ぜひご利用ください。
西部戦線異常なし<完全版>
2008.01.06(16:33)
とりあえず、最近見たものから順次書いていきます。尚、このブログも前のサイト同様、タイトル検索出来るような形に整理していきたいと思いますが、それは追々していくということで。
しょっぱなから、かなり重い映画になってしまいますが、「映画ありのまま」(芸がないのでこの名前もそのうち変えるかも)の一発目はコレ---
「西部戦線異常なし<完全版>」(1930米)

ジャンル戦争 ジャンル古典
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(あらすじ)
第一次大戦の最中、ドイツの田舎町。愛国心を促す教師の熱弁に奮い立った学生達は出征に志願する。厳しい訓練を経て前線へ送り込まれた彼らを待っていたのは、飢えの苦しみと死の恐怖だった。鉄条網を張る初任務でフランス軍の砲弾に襲われ恐怖に震え上がる若者達。その一人ベームが逃げ遅れて命を落とした。長い塹壕生活でヒステリー状態に陥り敵の銃弾に倒れるケメルリッヒ。彼は右足を失いそのまま帰らぬ人となった。級友ポールがそれを看取った。次々と仲間が倒れていく中、ポールは戦争の理不尽さを思い知るのだった。
(感想)
戦場へ赴く若い兵士達の恐怖と悲しみを描いた反戦映画。製作当時の背景を考えれば、かなり意欲的な作品だと思う。後に、ドイツではヒトラーが権力を握り再び欧州全土を巻き込んだ戦争へとなだれ込んで行く。この映画はその直前に製作されている。一握りの権力者の都合で市民の尊い命が犠牲に晒される。戦争に個人的人権は一切存在しないのは、数多ある反戦映画で語り尽くされている。この映画はそのメッセージを真摯に発している。
中盤、前線から戻ってきた兵士達が、この戦争について問答するシーンが出てくるのだが、ここで交わされる言葉は正に兵士達の本音ではなかろうか。それは「何のために殺し合いをするのか?」という憤りと疑問である。負傷帰還したポールが父や町の人々を見て落胆するのも、「俺は何のために戦いに行くのか?」その理由を探し当てられないからである。そして、理由が分からぬまま彼は再び戦場へ戻っていくのだ。その心中を察すると実に痛ましい。戦争の無意味さを改めて思い知らされる。
映画の幕切れはこのことをシニカル且つ衝撃的に語っている。ポールの目の前に舞い降りた平和の象徴(あるいは女神?)は一瞬にして幻と化してしまうのだ。
シニカル且つ衝撃的ということで言えば、もう一つ印象に残るシーンがある。それは、ポールが敵兵と同じ塹壕で一晩過ごすエピソードである。ポールの恐怖心は戦場に取り残されることの孤独感、混乱状態を嫌というほど示している。
このように、メッセージの描き方において、この作品は微塵の軽薄さも感じさせない。
もう一つ、この映画はスペクタクルという点においても多いに見所のある作品だ。銃弾に倒れるフランス兵達を横移動のカメラでパンする有名なカットは、敢えて命を冷酷に写し出す演出に他ならないが、やはり戦争の無情さというものを嫌というほど表現している。
ちなみに、完全版は検閲でカットされた公開版より20分長くなっているとのこと。


傑作
まあまあ
今一つ
ダメダメ











