3Dアクションに興奮!
「バイオハザードⅣ アフターライフ」(2010米)
ジャンルアクション・ジャンルSF
(あらすじ) アリスは日本のアンブレラ社地下基地に潜伏するウェスカー暗殺を試みる。しかし、後一歩という所で失敗に終わってしまった。半年後、彼女は仲間に合流するためアラスカへ飛んだ。ところが、記憶を無くしたクレアを残して仲間は全員行方不明。仕方なく二人は他の生存者を求めてロスへ向かう。そこには刑務所に篭城するわずかな人々がいた。彼等と共にウィルスに感染していない場所を求めてアリスはアンデッドと死闘を繰り広げることになる。
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(レビュー) 人気ゲーム「バイオハザード」の実写映画化第4段。
物語は前回のラスト東京から始まる。アリスのクローン計画が絡んでくるが、ここで早くもクローン・アリスの出番は終了。‥てことは、前作の意味って何だったの?という不満が出てきてしまう。おそらく、作り手側はずるずる引っ張ってストーリーが立ち往生するよりも、いっそのこと前の設定を切り捨てて次の展開に持って行きたかったのだろう。ちなみに、スーパーサイヤ人のごとき無敵の強さを誇っていたアリスの超能力もここで封印されてしまう。シリーズを通して脚本を担当するP・W・S・アンダーソン監督の“浅はかさ”は今に始まったことではないが、「1」と「2」はまだ一貫性があったが、「3」から段々物語は破綻していってる。
まぁ、ストーリーはこの際置いておくとして、本作の見所となるのはやはり映像だろう。今回の「バイオハザード」は
「アバター」(2009米)以来の本気度の高い3D映画作品である。つまり、最初から3D作品として企画が立ち上げられ、撮影も3D用のカメラで行われた。冒頭の地下基地襲撃シーン、クライマックスの脱出劇からウェスカーとのバトルにいたるシークエンス。このあたりのアクションは立体感が感じられる。スローモーションが多用されるアクションは賛否の分かれるところかもしれないが、本来3D映画の狙いは映像を立体的に見せることにある。したがって、早いカッティングではその効果は生まれにくい。じっくりと見せるこの手法は正解だったように思う。ただ、「アバタ-」は背景の作りこみで画面に奥行きをもたらそうとしたのに対し、この「バイオハザードⅣ」では文字通り“飛び出す”をキーワードに、様々な物が手前に迫ってくる。手裏剣や弾丸、ハンマー、水飛沫、破片、サングラスといったものが画面から飛び出してくるような演出、そこを見せ所としているという点で「アバター」とはまったく違った狙いの3D映画のような気がした。
アリス役のM・ジョヴォヴィッチは今回も頑張ってアクション・シーンをこなしている。但し、お色気をどんどん封印していると思うのは俺だけだろうか?シャワー・シーンは完全に肩透かしを食らったし、水中に潜るシーンも明らかにサービス精神が足りない。本人はどうか知らないが、夫である監督が規制をかけているとしか思えないのだが‥。
クレアは前作に続いての登場。演じるアリ・ラーターはその後「HEROES」でも活躍するようになり、自分的には随分馴染みが出てきた女優さんである。彼女と処刑人との対決シーンは本作で一番痛快だった。
そして、今回からクレアの兄クリスも登場してくる。ゲーム版ではおなじみのキャラだが、演じるのは「プリズン・ブレイク」の主人公を演じたW・ミラー。舞台が刑務所だけに、狙いとも取れるキャスティングにニヤリとさせられた。
バカネタとして笑えたものも幾つかある。セスナ機でゾンビをひき殺す場面は面白かった。また、コインの使い方も気に入った。この人を食った感じがたまらない。
今晩は!ありのさんへ。
この作品には、歌手の中島美嘉さんが
冒頭の日本・渋谷(東京)のある場面で登場してくるんですよ。それから、もう一つbignewsが舞い込んできました。一つは、「アバター」が未公開場面8分を追加して特別版として10月16日から公開されるのと、さらに11月19日には、5番目のimaxシアターとして、109シネマズグランベリーモールへのオープンが決定しました。しかも東京都内への進出は初めてです。
こんばんは、にょろ~ん。さん。
東京にもいよいよiamxが出来ますか。
imaxは現在4館だけですからね。3D映画が流行ればこれからまた増えていくかもしれませんね。
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