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映画 けいおん!

TV版同様ユル~いテイストが楽しめる。
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「映画 けいおん!」(2011日)星3
ジャンルアニメ・ジャンル青春ドラマ・ジャンル音楽
(あらすじ)
 桜が丘高校の軽音部員・唯、澪、律、紬は卒業を控えていた。後輩・梓に何か残せないかと思案していたところに本人が登場し、つい卒業旅行に行くとでまかせで言ってしまう。こうして5人はロンドン行きの準備を始めるのだが‥。
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(レビュー)
 同名コミックのTVアニメが2期製作されたが、今回はその劇場版となる。一応ストーリーはTVシリーズで完結しており、今回はその最後のエピソードを新たに作り直したという体になっている。

 制作した京都アニメーションのクオリティの高さはTV版でも実証済みで、本作もその点については期待を裏切らない出来になっている。決して派手なシーンがあるわけではないが、日常のちょっとした風景描写に様々なこだわりが感じられる。そして、そうした丁寧な作画の積み重ねが軽音部の面々を生き生きとしたキャラに仕立て上げ、作品自体を愛おしいものにしている。

 物語は唯たちの日常を淡々と綴ったTV版同様、ほのぼのとしたテイストが貫かれている。この緩さは「けいおん!」の一つの特徴で、ファンなら作品世界にすんなり入れよう。一応、卒業旅行という大きなイベントは用意されているが、そこで繰り広げられる様々なアクシデントも徹底して緩く描かれており、卒業を控える唯たちの葛藤をどうこう変化させるものではない。あくまでファンが唯たちと一緒に旅行しているような楽しい気分に浸ってください、最後の思い出作りをしてください。そうした狙いの下で本作は造られている‥という感じがした。
 逆に、一見さんの中にはこのダラダラとした展開に退屈感を覚える者もいるかもしれない。また、サブキャラに関しては、一見さんには少し分かりづらい面があるので、念のためTV版を見た上での鑑賞がベターだろう。

 卒業旅行の傍らで、梓との惜別のドラマが描かれている。実は、こちらがクライマックスを盛り上げるメインのドラマであって、TV版では視点を切り替えて描かれた最後の部分となる。卒業旅行だけを描く番外編的な作り方もあったと思うのだが、TVを見てくれたファンに対するお礼だろう。「けいおん!」という作品の基本に戻って大団円としている。
 ただ、卒業旅行というイベントと梓との別れというイベント、この二つを並行させたことで、作品は若干散漫な感じになってしまった。この二つが緊密に関連付けられていれば、相乗効果的に盛り上げることが出来ただろうが、そこまで上手く歯車がかみ合っているようには思えなかった。早朝のゲリラ・ライブにしても蛇足でしかなく、構成面の粗さが惜しまれる。

 劇中歌はどれもポップでカラフルで良かった。演奏シーンも京アニらしくクオリティが高く満足いく出来栄えとなっている。

 尚、最も印象に残ったのは屋上のシーンだった。この時もしかしたら唯たちは泣いていたのかもしれない。しかし、それを後ろ姿とセリフだけで匂わせた所に演出の妙を感じる。飛行機雲、飛翔する鳥、疾走する唯たちの姿が解放感に満ちていて、いかにも青春ドラマ!という感じがして良かったと思う。
[ 2011/12/31 01:33 ] ジャンルアニメ | TB(0) | CM(2)

おはようございます、ありのさん。
僕は、この作品を「2回(1回目は横浜市内、2回目は東京都内。)」で見たのですが、僕にとって印象に残る場面は、予告TVスポットにあった「ワイドショーの記者会見ごっこ」をする唯と律そしてそのふてくされている、紬さんの表情が良かった。「ヨーロッパ」という絵の描かれた紙を顔につけて唯さんが出てくる場面。(この絵の入った公式グッズ(付箋)はちゃんと発売されている(笑)。)ロンドンの回転寿司屋に食事をしようと入ったと思ったら、本来出演するはずのバンドの代わりにライブパフォーマンスをやる事になり、そこで客の中にいたインド人を見つけて、「カレーのちライス」を披露そして律さんの友達のメンバーがいるバンドである、「ラブ・クライシス」と知り合う場面、「ロンドン・アイ(3DCGで再現されていされているのでびっくり!)」という観覧車に乗る場面ともう一つの見せ場である「ジャパンポップカルチャーフェスティバル」の野外ライブ会場で、唯が愛用のギターにアンプを接続しようとして機械が爆発しないかとためらっているところで、「そのままさせばいいのよ!!」と山中さわ子先生が登場する場面。それから、先ほどの「カレーのちライス」そして野外ライブの場面に使われた「ごはんはおかず」の他にも色々な曲が登場したのですが、僕はED主題歌に使われている、「Singing!」がお勧めです。あと、エンドクレジットにはたくさんの企業(名前は出せないのですが、横浜ベイスターズの新しい親会社、この作品のパッケージツアーを企画した旅行会社を持つ航空会社、この作品に登場する唯たち5人が利用する電車のモデルとなった鉄道会社など。)がたくさんアップされていました。でも、一番びっくりしたのは、琴吹紬さんそして中野梓さんの友達でジャズ研の鈴木純さんの設定が新たに劇場版の為に作られていたのと唯さんの両親が初めて登場した事です。それから、映画館に見ていて気付いたのですが僕と同じように「リピーター」の人っているのかな考えてしまうのですが…。最後に今年もあとわずかとなり映画関係者に訃報が相次ぎました。「異人たちの夏」や「ウルトラセブン」でおなじみの市川森一さん、「失楽園」、「家族ゲーム」、「間宮兄弟」、「僕達急行A列車で行こう(2012年3月公開予定。)」等の素晴らしい作品を生んだ映画監督森田芳光さん。
市川森一氏・森田芳光監督のご冥福をお祈りします。
[ 2011/12/31 09:22 ] [ 編集 ]

こんばんは、にょろ~ん。さん。
空港のごっこ遊びは、いかにもこの年頃の女の子らしくてとても面白かったですね。特に紬の表情が抜群でした。
この映画はリピーターが結構いるらしいですよ。

市川森一氏・森田芳光監督、共に日本映画界において貴重なお二方でした。改めてご冥福をお祈りします。
[ 2012/01/03 00:34 ] [ 編集 ]

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