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片腕ドラゴン

ブルース・リーとは違う〝裏ドラゴン″。再評価されても良いような気がする。
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(2011/07/08)
ジミー・ウォング

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「片腕ドラゴン」(1972香港)星3
ジャンルアクション
(あらすじ)
 正徳武館のティンロンは、悪行を繰り返す鉄砲門に怒りを覚え門下生と争いを起こした。これが道場同士の抗争に発展し全面戦争に突入する。戦いは正徳武館に軍配が上がったが、鉄砲門は世界中から名だたる武術家を集めて報復を始める。
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(レビュー)
 片腕を失った男の復讐をハードなアクション・シーンで描いたカンフー映画。

 監督・脚本・主演のジミー・ウォングは、香港映画界でブルース・リーとほぼ同時期に出てきたスターである。本作は本国で大ヒットを飛ばして彼は一躍注目を集めた。しかし、その頃ブルース・リーは「燃えよドラゴン」(1973香港)で世界的成功を果たしていく。ウォングは香港というドメスティックな世界でしか活躍できなかった悲運のスターだったのだ。香港闇社会との繋がりが不世出の原因だったのかもしれない。あるいは、本作の片腕のカンフー使いという奇抜なキャラクターが余りにもインパクトがありすぎて、〝色物″的なイメージとして見られるようになってしまったからなのしれない。どうしてもメジャーになり切れないところがある。尚、ウォングはこの後に「片腕カンフー対空飛ぶギロチン」(1975香港)という怪作で再び片腕のカンフー使いを演じている。

 彼のカンフー・アクションは、ブルース・リーとは一味違った派手さ、魅せるためのアクションで個人的には中々好きである。特に、予想外の変則的な動きはこの人ならではの特徴だろう。色物だ何だと言ってバカにする人もいるが実力は確かである。

 物語は一本調子で食い足りないがまずまずといった所か‥。少なくとも先述の「片腕カンフー対空飛ぶギロチン」の方は完全に荒唐無稽なバカ映画だったが、それよりは随分まともな作りになっている。
 とはいっても、鉄砲門が用心棒として呼び寄せる世界中の格闘家が、皆胡散臭いという所に笑いがこぼれてしまうが‥。沖縄武術、密教武術、ムエタイ、柔道、テコンドー、様々な個性的な武術家がティンロンと異種格闘技戦を繰り広げていく。特にインドのヨガの達人とラマ僧はどう考えてもギャグ要員にしか見えない。

 アクション的な見せ場は、なんといっても片腕になったティンロンの凄まじい強さ!これに尽きると思う。両腕の時よりも強いって何それ?状態で次々と格闘家たちを蹴散らしていく様は圧巻である。

 尚、長い間映画界から遠ざかっていたウォングだが、「捜査官X」(2011香港中国)という作品で約20年ぶりにスクリーンに復活したそうである。主演・アクション監督があのドニー・イェンということなのでバリバリなカンフー映画を想像したが、推理アクション映画みたい‥。
[ 2012/08/27 02:04 ] ジャンルアクション | TB(0) | CM(0)

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